お肌のタイプの特徴とタイプに合わせたお手入れのポイント
自分のお肌について正しく理解する
自分のお肌のタイプをしっかりと理解し、それに合ったお手入れをすることで水分と皮脂のバランスを正常な状態へと近づけ、理想のコンディションで肌悩みを解消し美しく健やかなお肌を手に入れることができるのです。
毎日欠かせないスキンケアが間違っていたらトラブルを改善するどころか、悪化させてしまう危険もありますので、是非自分のお肌に合ったお手入れのポイントを見つけてください。
ご自分の肌タイプがよくわからない。または誤解していないか改めてチェックしたい方は確認してみてください。
肌タイプ別、スキンケアのポイント
混合肌Ⅰ：【皮脂は多く、水分は少ない】20代～30代くらいの年齢に多いお肌タイプ
皮脂に比べて水分が不足している状態なので、部分的に脂っぽいのに、他はかさついているようなお肌のタイプです。
■特徴
Tゾーンはベタつきがちで、頬はかさついているなど、水分と油分のバランスがくずれバリア機能が低下しがち、更に、部分によって両極端な肌状態のためコントロールしにくい。
■お手入れPOINT
水分量が不足しているので、保湿効果の高い化粧品で十分に水分を補ってください。
ベタつきがちなTゾーンには化粧水をたっぷりつけ、乳液を使うときには乾燥しがちな頬などよりも控えめに塗布してください。反対に、頬などには重ね付けをするなど、お顔の部分でそれぞれ調整してあげてください。
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脂性肌：【皮脂も水分も多い】思春期から20代前半くらいの年齢に多いお肌タイプ
水分も皮脂も多めで、特に皮脂が多くベタつきがちなお肌のタイプです。
■特徴
皮脂が多いのでうるおいはあるのですが、過剰な皮脂による毛穴詰まりや毛穴開き、ニキビなどのトラブルを起こしやすい。
■お手入れPOINT
毛穴の詰まり、開き、ニキビなどは過剰な皮脂による汚れが原因です。丁寧な洗顔でしっかりと汚れを取り除き、引き締め効果のある化粧品で皮脂の分泌を抑えるスキンケアを心掛けてください。
「しっかりと洗う」ことは大切ですが、洗浄力の強すぎる洗顔料を使い続けるとお肌の保水力まで奪われトラブルを引き起こす場合もあるので気を付けてください。洗浄力の強めな洗顔は毎日ではなく週に1~2回使用するなど使い分けて調整するとよいでしょう。
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普通肌：【水分、皮脂共にバランスが整っている】
ほどよくしっとり潤いがあり、ベタつく感じもない。トラブルの少ない理想的なお肌タイプ
■特徴
バリア機能が正常な状態なので、化粧品にかぶれたりニキビなどのトラブルを起こしにくい。
■お手入れPOINT
お肌は安定しているので特に神経質にならなくても、新しい化粧品にチャレンジしたり美顔器などで集中ケアなどを試すこともできるタイプです。バランスを保てるようスキンケアを楽しんでください。
乾燥肌：【皮脂も水分も不足している】30代後半くらいから加齢とともに多くなるお肌タイプ
皮脂が少ないうえに、水分も不足している状態。自らうるおう力が弱くかさつきがちです。
■特徴
加齢とともに増えるケースが多く、水分と油分のバランスがくずれバリア機能が低下している事が原因の場合が多いものです。刺激に弱く敏感になるためお肌のトラブルも起こしやすくなります。
■お手入れPOINT
水分と油分をバランスよく補うことが大切です。しかし、敏感で刺激に弱いため新しい化粧品を試すときにはパッチテストを行うなど慎重さが必要です。ホルモンのバランスが崩れやすい生理前などは避け、体調の良いときに様子を見ながら試すようにしてください。
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混合肌Ⅱ；【皮脂は少なく、水分が多い】
水分が多く皮脂が少ないのでみずみずしさや透明感はあるものの敏感に反応しやすい傾向のお肌タイプ
■特徴
きめは細かくみずみずしさはありますが皮脂が少なめな分、デリケートなお肌です。季節の移り変わりや環境の変化に反応しやすい傾向があります。空気の乾燥、紫外線や汗、メイク汚れなどといった外部からの刺激でかゆみなどを感じるなどのトラブルを感じやすい。
■お手入れのPOINT
外からの刺激に反応しやすいため、洗顔で清潔にすることが大切ですが洗顔料はお肌に優しいタイプを選んでください。水分は多めなため、油分を適度に含んだ保湿効果の高い化粧水がよいでしょう。
バリア機能の低下を防ぎ乾燥からガードすることが大切です。
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自分の肌タイプの特徴を理解し、それに合った化粧品を選びお手入れを行うことで悩みを解消しましょう。さらに、お肌の悩み別にその原因と対処方法を身につけてください。
